神保町:「かつて」の意味

中々面白かったので感想書きますw

出演:犬の心、パンサー、クレオパトラ、バックスクリーン、他


内容 ※もろネタバレです!頑張って書いたけど、いっぱいおかしい&わかりにくいところあると思われ。文章まとめられない人なので、無駄に長いです。




















ある高校生が殺された。その高校生には注射の後があった。その捜査を行うのは秤(押見)と赤城(尾形)。被害者の仲間に事情聴取をしていたところ、逃げようとした被害者の仲間が突然現れた男に刺された。その男とはかつての秤の先輩兼相棒、蟹江(池谷)だった。秤らは蟹江を打つことができず、逃げられる。

何故蟹江は殺しを行ったのか?そう考えていたとき、蟹江の妹が暴行され、殺された姿で発見された。その妹とは、10年前の銃乱射事件で両親を殺された蟹江にとって唯一無二の家族だった。おそらく妹の復讐のための犯行だ推測されたが、秤は未だに蟹江を打つ決意を持てずにいた。しかし電話で話した妻に励まされ、ようやく決心する。

一方、赤城は弟双二(向井)に、前に双二が被害者らに呼ばれ“何か”の見張りをさせられていたことを告白される。その後も二人だけの約束として秤らにも黙っていたが、ある日、家から双二がいなくなっていた。双二が被害者らの仲間だったと知り、双二も狙われると睨み家に来た秤と共に双二を探すことに。

双二の携帯の位置をGPS機能によって知る。そこはある覚せい剤密売組織の事務所だった。山羊(菅)ら密売員と共に人質にとられていた双二も発見する。双二を人質にとったその目的は、蟹江に殺された山羊らの部下、被害者らに覚せい剤を売った牛頭(谷本)の復讐のために蟹江をおびき寄せるためだった。

そこに蟹江が現れる。蟹江は密売員らを次々と殺し、屋上に逃げた山羊も追い詰め殺す。残った双二を殺そうとするが、秤と赤城に説得され殺しをとどまる。しかしそこで秤がずっと気になっていたことを双二に問いただす。実は双二は密売組織とグルになり、蟹江を呼び出し、唯一被害者らと自分が一緒にいたことを告白した兄を殺そうと考えていたのだった。双二も被害者らと覚せい剤をやっていたのだ。

そこにオカマの監察医、射手(長谷川)が現れ、蟹江の妹が暴行ではなく、自分で覚せい剤をやったことによって死んだことを告げる。しかし、蟹江はそのことを知っていた。では何故…?蟹江が許せなかったのはそれをとめれなかった「自分自身」だったのである。逮捕されるのを決意した蟹江だったが、そこに最後に残った密売員、蛇塚(星野)が現れる。しかも蛇塚は、銃乱射事件の犯人の息子だったと告白する。

蛇塚は射手を人質にとり、秤を打とうとするが、それをかばった蟹江が打たれる。逃げようとする蛇塚を追い詰め、蟹江は蛇塚と共に屋上から飛び降りる。

全てが終わり、秤は妻に報告の電話をいれる。
しかし、射手の妻は銃乱射事件の被害者であり、すでにもうこの世にはいなかった。秤の電話は留守番サービスに繋がっていたのである…。







感想
見終わってまず「ダメな映画を盛り上げるために、簡単に命が捨てられていく」というミスチルのHEROの歌詞が思い浮かびました。
いや、でも面白かったです。内容書くと大分シリアスだけど、結構笑い要素あり(お客さんが結構笑ってるのにちょっと驚いた、自分は最初お芝居として構えてたので)。特に私は長谷川さんのオカマ役がツボでしたwステキ。桑原さんのことはしょってますがw彼も笑いどころ役でした。後、押見さんかみまくりな日でしたw
最初の人物紹介なんかは菅さんらは昭和的な踊りがあったりと、オシャレな感じ。すごい好きです。
犬さんの演技もよかった。好き。あと桑原さんと菅さんはこう聞くと声がいいいなあ、なんて思ったり。
事前に感想で「どんでん返しがいい」やら「若手の演技がちょっと…」と聞いていたけど。どんでん返しはちょくちょくあったかな?あんまり「おお!」とは感じなかったけど、最後のはちょっと「ぞわわ…」って感じでした。切ないわー。若手の演技はそんな気になんなかった(いや若干1名…w)、というか、出番そんなないですし。押見さん、尾形さんがよく出ていた印象。

この公演、中々評判らしく、チケットは売れていってるらしいです。


関係ないところで、
神保町花月迷ったよー!もうあきらめようかと思った。つけてよかった。
劇場は狭いけど、ちょうどいい。
楽しかったからまた行きたいなあ!神保町もいたるところに本屋あってステキでした。

あっあとまさかの1日のうちに2回も鼠見ました…(今まで生で見たことはなかったのに)。神保町で歩いていたら普通にいたのと、地下鉄の下のところの穴に入ってったのを。地下鉄にいたのはむしろ、理想的な場所すぎて「ぉぉ!」なんてちょっぴり感動しました。w