ゆれる

オダギリジョー、香川照之　出演。

ずっと前から見たいと思っていたけど、一回レンタルして、でも見る気がそのときはしなくて、もう一度昨日借りて、やっと見ました。やっぱり見るべきときは来るものだな。
ちなみに以前岡田将生が雑誌で大絶賛しているのを見て、だから見たいというのもありました。以前は若手俳優にはまっていたのでね。ミーハー。

自分の良い悪いの基準って、見てて飽きるか飽きないかなんですけど、これは全く約２時間飽きませんでした。引き込まれた。主演２人の演技がすごすぎた。そう、私が好きなのはそういう俳優なんだよ！とか思う。

色んな人の気持ちに感情移入してしまって、すごく切なかったです。脇役ではあるけど、ガソリンスタンドの同僚が他人であるしただのアルバイトであるのに、見捨てていない、というのに感動してしまった。殺人犯であるかもしれない人なのに信じれるってすごいことだな、と思った。それだけで香川さん演じる兄（弟はオダギリジョー）の人柄がうかがえます。

見ながらいろいろ考えさせられました。兄弟がお互いどう思っていたとか。兄弟＋智恵子の三角関係とか。いや、本当に色々考えた。全部の心情が表にでているわけではないし。真実だってどれが正しいかはわからない。

まさしく、ゆれる。
見てよかった。